感謝と祈りと

tete

2011年03月17日 10:25

おはようございます。

今朝はふと思い立って、ていねいに朝ごはんを作りました。
最近、子どものお弁当がなくなって、結構手抜きをしていたんです。

お味噌汁をつくり、おひたしを作り、
自分で炊いたきびなごのくぎ煮とごはんの簡単な朝食ですが、
穏やかな気持ちでていねいに作りました。
おいしかったです。

被災地で、寒い中少ない食料でしのいでる方を思えば、
おいしく食事を取ることに申し訳ない気持ちにもなりますが、
あえてその気持ちを振り払い、
おいしい食事をいただけることを感謝して食べました。


先日、避難所からのインタビューで見た女のこのことが忘れられません。
まだ、小学校3,4年生くらいの女の子が、
「家も流され、家族もいない。今までがどんなに幸せだったかわかった」
と、たんたんと語っていたのです。
こんなに小さな女の子に、そこまで悟らせてしまう状況。
あまりに、つらすぎます。

その女の子の言葉は、私たちすべてに当てはまると思います。
何気ない毎日の暮らし。
温かい家で寝て、温かいご飯を食べ、家族と笑いあう毎日。
どれだけ多くの恵みで成り立っていたのでしょう!

そんな毎日を、感謝して大切に過ごしたい。
被災地の方を思って、いろんなものを遠慮する気持ちもわかるけど、
なるべく普通に過ごしていきたいと思います。

自分を満たし、元気にし、大切にしましょう。
もし、自分にできる支援が見つかったときにも、
しっかり力になれるはずです。


災害にあわれた方に適切な援助が届くように祈っています。
感謝と祈りが、当面の私にできること。

世界各国からも多くの祈りが届けられていますね。

みんなの祈りが大きなパワーになって、
これ以上過酷な状況にならないようにと願います。