かわいい本を読みました。
「夙川ひだまり日記」
子ども時代の昭和30年代を
阪急神戸線夙川で過ごした方の思い出日記。
私より少し上の年代の方(のようです)。
しかも、おしゃれな夙川の回想録なので、
共感できるところと、そうでないところと。
でも、日々のていねいな暮らしが、
昭和のよいところを教えてくれます。
今の時代がなくしてしまった、
のんびりとした、おだやかな生活・・・。
心温かく読み進んでいくと、突然、
「平成7年1月17日、大好きだった街と家は崩壊しました」
と、終わるのです。
心にずんと重く響く読み終わりです。